今回は玄関の鍵交換を行いました。
鍵が抜けなくなってしまったとのことでご相談を頂きお伺い
現場がこちら↓
何年か前に鍵交換をされたそうで、最近鍵の抜き差しがちょっと渋かったそうです。
今日もグッと押し込む感じで鍵をさしたそうでそしたら抜けなくなってしまったとのこと。
中のピンの動きが悪くなっていてそれが原因で抜けなくなってますね。
もともとシリンダーの内部のピンと呼ばれる部品は上下に動くようになっています。ただし鍵を差し込むときはそれと90度ずれた横からの力がかかります。それをピンの先端の丸みと差し込む鍵の凹みの縁のすり鉢状の部分を使って上下の動きに変えるわけですが、鍵がわずかに摩耗していたり、ピンがすり減っていたり内部に汚れなどの異物があったりするとそれがスムーズに行かなくなります。
その時点でシリンダーを洗浄したり専用の潤滑油をさしたりすれば良くなるんですが、そのまま無理に使い続けるとピンとシリンダー本体や差し込む鍵が強く擦れ合うためすり減ったり変形したりが余計早くなります。
ついに全く動かなくると今回のように鍵が抜けなくなります(*_*)
ということでなんとか注油などで抜けないかいろいろ試してみましたが抜けず。。仮に抜けたとしても今後の動きにも不安が残るので今回はお客様と相談してシリンダーを交換させていただくことになりました。
幸い鍵が刺さったままでも取り外せるシリンダーでしたのでそのまま鍵交換。
もともとはディンプルキータイプでしたが扉交換の予定があるとのことでしたので交換は通常の刻みのタイプで交換させて頂きました。
最後にお客様に新しいカギをお渡しして動作確認していただいて作業完了です!(`・ω・´)ゞ
玄関の鍵が抜き差ししづらい場合は早めの修理、交換をおすすめします。
この度はご依頼頂きまして誠にありがとうございました!