今回は玄関の鍵の修理にお伺いしました。
鍵を閉めようと思ったら回らないので見てほしいとのこと。
お伺いした現場がこちらです↓
よーく見るとほんの少しですが奥まで鍵がささり切っていません。
ただ差し込もうにもこれ以上入っていかない状態。
どうやら内部の部品がきちんと動いてくれていないようです。
ということで今回はシリンダーの分解、洗浄をさせて頂くことになりました。
一旦錠前ごと外してシリンダーを取り外して完全に分解。
右下の粉のようなものが奥までささらない原因でした。
これは鍵を差し込むときに金属同士が触れ合って出る粉。僅かな量に見えますが鍵も精密部品なのでしっかりと?動かなくなります(*_*)
なのでこれをきれいに落として、鍵穴専用の潤滑剤を少量さして組み立て。
後は扉に取り付けて、、
はい!きちんと鍵がスムーズに奥までささるようになりました。
もちろん開け閉めもきちんとできます(`・ω・´)ゞ
お客様にも動作確認して頂いて作業完了です!
これって気をつけて使えばならないように出来るものですか?とご質問がありましたが、、おそらく使う際に気をつけて避けられるものでは無い気がします(^_^;)
というのも鍵は仕組み上、差し込む前後の力を鍵の斜めの部分を使って左右方向、もしくは上下方向の動きに変換して動作します。なのでどうしても金属同士が強く擦れ合うような動きになります。特に鍵に深い刻みがある場合などは余計そのようになりますのである程度仕方が無いんです。
唯一言えるとすれば、素材の違いがあるのでできればメーカー純正の鍵を使っていただいた方がいいのと、あとは動きが悪くなってきたら早めの修理、交換をご検討頂いたほうがいいぐらいかと思います。
ということで皆様もご自宅の鍵の動きが悪くなってきたら早めの対応をおすすめ致します。
この度はご依頼いただきまして誠にありがとうございました。
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